NAVERの4~6月営業益79%増 売上高は過去最高
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2020.07.30 09:23
【ソウル聯合ニュース】韓国のインターネットサービス大手NAVER(ネイバー)が30日発表した4~6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は2306億ウォン(約200億円)で前年同期比79.7%増加した。売上高は同16.7%増の1兆9025億ウォンで、四半期ベースで過去最高となった。新型コロナウイルス感染拡大が続く中でネット通販が好調で、広告や金融、コンテンツなどの主要事業もそろって善戦した。
営業利益の増加は、昨年4~6月期に日本子会社LINEのスマートフォン決済サービスのマーケティングコスト増大が収益を押し下げていた反動が大きい。
売上高を事業別にみると、主力のビジネスプラットフォームが7772億ウォンで前年同期比8.6%増加した。ITプラットフォーム部門が70.2%増の1802億ウォン、広告が4.9%増の1747億ウォン、LINE・その他プラットフォームが16.7%増の6908億ウォンだった。
NAVERは「電子商取引のエコシステム(生態系)強化に向けたさまざまな取り組みがプラスに作用した」と説明した。
mgk1202@yna.co.kr