次期韓国大統領選候補の支持率 前首相と京畿道知事の差縮まる
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2020.08.04 10:58
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが4日に発表した次期大統領選挙(2022年)への出馬が予想される人物の支持率調査結果で、前首相で与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)国会議員が25.6%、次いで同党所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が19.6%となった。李洛淵氏の支持率は3カ月連続で下落し、上昇傾向を見せる李在明氏との差は6.0ポイントにまで縮まった。
調査はオーマイニュースの依頼を受け、7月27~31日に全国の成人2560人を対象に実施された。
李洛淵氏の支持率は3月調査の29.7%から4月には40.2%に急上昇したが、以降は5月が34.3%、6月が30.8%と低下し、7月には再び20%台に落ち込んだ。
一方、李在明氏の支持率は4月の14.4%から5月には14.2%と小幅下落したが、6月は15.6%に上昇。公職選挙法違反などの罪に問われた裁判で、大法院(最高裁)から事実上の無罪判決を受けた7月には20%に迫り、過去最高を更新した。
尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長の支持率は13.8%で、初めて調査対象に含まれた前回6月に比べ3.7ポイント上昇した。
ほかに、朴槿恵(パク・クネ)前政権当時の与党「自由韓国党」(現最大野党・未来統合党)の代表を務めた洪準杓(ホン・ジュンピョ)国会議員が5.8%、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が4.9%、呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長が4.3%などと続いた。
tnak51@yna.co.kr