韓国の外貨準備高４１６５億ドル　過去最高更新＝４カ月連続増

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が５日発表した７月末の外貨準備高は４１６５億３０００万ドル（約４４兆１４００億円）で、前月末に比べ５７億７０００万ドル増加し、過去最高を更新した。増加は４月末から４カ月連続。

　韓国銀行は増加の要因について、外貨資産の運用益に加え、米ドル安でドル以外の外貨建て資産のドル換算額が増えたためと説明した。

　項目別では、有価証券が３７９３億８０００万ドルで、前月末より６７億９０００万ドル増加した。預金は２４８億６０００万ドルで１１億８０００万ドル減少した。国際通貨基金（ＩＭＦ）特別引き出し権（ＳＤＲ）は５０００万ドル増の３１億３０００万ドル、ＩＭＦリザーブポジションは１億２０００万ドル増の４３億７０００万ドルだった。金保有は４７億９０００万ドルで、２０１３年２月から変動がない。

　韓国の外貨準備高は６月末現在、世界９番目の規模だ。１位は中国（３兆１１２３億ドル）、２位は日本（１兆３８３２億ドル）、３位はスイス（９６１８億ドル）だった。

hjc@yna.co.kr