Go to Contents Go to Navigation

日本製品不買運動から1年 ビール・車などの輸入減続く=韓国

記事一覧 2020.08.10 08:57

【ソウル聯合ニュース】昨年7月、日本の対韓輸出規制措置により、韓国で日本製品の不買運動が起きてから約1年となる中、ビールや乗用車など日本製消費財の輸入額の大幅減が続いていることが明らかになった。

日本製品不買運動の「ノージャパン」(イラスト)=(聯合ニュース)

日本製品不買運動の「ノージャパン」(イラスト)=(聯合ニュース)

 韓国与党「共に民主党」の金永培(キム・ヨンべ)国会議員が関税庁から提出を受けた資料によると、今年7月の日本製消費財の輸入額(暫定値)は2億5257万ドル(約267億3700万円)となり、前年比で23.4%減少した。

 日本製消費財の中でもビールとたばこ、乗用車の減少幅が目立った。ビールの輸入額は68万5000ドルとなり、前年比で84.2%減。5月は87.0%減、6月は96.4%減と大幅な減少が続いている。韓国は2018年まで日本のビール業界の最大の海外市場だったが、昨年7月の不買運動後は日本製ビールの販売量が激減している。

 日本製たばこの7月の輸入額は6000ドルとなり、前年に比べ89.0%落ち込んだ。5月は96.2%減、6月は88.4%減だった。

 7月の日本製乗用車の輸入額は5235万2000ドルで前年比51.6%減となった。

 日本製の美容機器(81.6%減)や釣り用品(69.0%減)、玩具(33.4%減)、加工食品(33.1%減)、化粧品(30.4%減)、ビデオカメラ(28.4%減)の輸入額も減少した。

 輸入額が増えた品目もあった。7月の日本製オートバイの輸入額は537万4000ドルとなり、前年に比べ228.6%増加した。ペットフード(78.5%増)、ゴルフクラブ(61.4%増)、日本酒(15.2%増)も輸入額が伸びた。

kimchiboxs@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。