日本からの解放75周年記念式典開催 「包容と調和の未来」強調=韓国
記事一覧
2020.08.15 10:55
【ソウル聯合ニュース】韓国で光復(日本による植民地支配からの解放)から75年となる15日、ソウルの東大門デザインプラザで記念式典が開かれた。今年は互いの違いを尊重し、多様性を認め合う精神を継承する韓国がテーマ。包容と調和により、今後も引き続き国が発展していくというメッセージがこめられている。
式典には独立有功者の遺族、国の要人ら約170人が出席した。新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから例年と比べ小規模な開催となった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、演説で「格差や不平等是正し共に生きる社会こそ真の光復」と強調した。
351人に独立有功褒賞が与えられ、このうち5人の遺族が会場で表彰状などを受け取った。1942年の日本留学中に、日本の「内鮮一体」政策を批判し、投獄された故キム・ジャモク氏ら3人に建国勲章の愛国章が追敍された。
sarangni@yna.co.kr