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韓国の原発輸出第1号 UAEで初送電

記事一覧 2020.08.19 19:34

【ソウル聯合ニュース】韓国が海外に輸出した初の原子力発電所であるアラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原発1号機が、同国の送電網とつながり、送電に成功した。同原発を手掛ける韓国電力公社と発注元のUAE原子力公社(ENEC)が19日伝えた。

初めて送電を行ったバラカ原発(韓国電力提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

初めて送電を行ったバラカ原発(韓国電力提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 原発で発電された電力がUAEで使われるのはこれが初めて。

 バラカ原発1号機は出力上昇試験などを経て、来年中にも本格的な商業運転を開始する予定だ。 

 韓国電力は2009年、バラカ原発事業を受注。同事業は韓国の原発運営会社、韓国水力原子力(韓水原)が独自技術で建設した韓国型原発「APR1400」4基(発電能力計5600メガワット)をアブダビから西に約270キロ離れたバラカに建設するプロジェクト。当初は17年の稼働を目指したが、このほど稼働を開始した。4基が全て稼動すればUAEの発電量の25%を占めることになる。

 韓国電力の関係者は「バラカ原発プロジェクトの成功は韓国とUAEの協力を強化する強力な基盤になる」とし、「UAE原電事業の成功事例を基に世界市場で韓国原発のステータスを高め、第2の原発輸出を推進する」と話した。

 韓国電力はサウジアラビアや南アフリカ共和国でも原発事業の受注を目指している。

yugiri@yna.co.kr

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