韓国の慰安婦団体 コロナ禍でも活動継続=定例集会はオンライン配信
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2020.08.26 14:42
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの感染拡大が全国で進む中、旧日本軍の慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」は26日も慰安婦問題の解決を求める定例の「水曜集会」をソウルの日本大使館前で開いた。集会は記者会見の形で行われた。
会見は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、正義連のメンバー6人のみが出席し、動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信された。
正義連のハン・ギョンヒ事務総長は「コロナによる制約の中でもわれわれにできる記憶と教育のための活動を行っている」と伝えた。
付近で記者会見を行っていた保守系団体のメンバーが正義連の会見に記者らを含め10人以上が集まっているとして警察関係者に抗議する場面もあった。ソウル市は21日午前0時から31日午前0時まで10人以上が集まる集会を禁止している。
警察関係者は「10人以下というのは主催団体の参加者数のみが該当する」として、「取材のために来た記者やユーチューバーの数まで制限できない」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr