Go to Contents Go to Navigation

韓国のコロナ新規感染者248人 連続200人台も依然高水準

記事一覧 2020.08.31 11:24

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は31日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から248人増え、計1万9947人になったと発表した。市中感染が238人、海外からの入国者の感染が10人。1日当たりの新規感染者数はここ数日減少しており、この日は前日(299人)に続き200人台だった。だが、日常生活のいたる所で感染が起きている上、範囲も全国にわたっており、感染の広がりが収まったと判断するには早い。死者は前日から1人増え、計324人となった。

新型コロナウイルス検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)

新型コロナウイルス検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)

 1日当たりの新規感染者数は、首都圏での集団感染が本格化した今月14日以降、連続で100人を超えている。27日は441人に急増したが、翌日は300人台に下がり、31日も前日から51人減って200人台半ばとなった。ただ、休日だったため検査件数が平日より少なかったことも影響した。同日までの18日間で新規感染者は5177人と、これまでの感染者全体の26%を占める。

 この日新たに確認された市中感染者238人を地域別に見ると、ソウル市が91人、京畿道が79人、仁川市が13人と、首都圏が183人だった。また、光州市と忠清南道でそれぞれ9人、大田市で6人、蔚山市と全羅南道、済州道でそれぞれ5人、釜山市と大邱市でそれぞれ4人、江原道で3人、慶尚北道で2人、世宗市と全羅北道、慶尚南道でそれぞれ1人の感染が確認された。

 ソウル市城北区の「サラン第一教会」に関係する感染者は計1035人となった。光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日にソウル中心部で開かれた大規模集会に関係した感染者も計369人に増えた。首都圏ではこれ以外に、複数の宗教施設、集合住宅団地、畜産業者などに関係した感染者が増え続けている。感染経路が不明な人が20%を超えることも懸念材料だ。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された10人のうち、3人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの7人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。

ソウル市九老区の保健所の外にまで並んで検査の順番を待つ人たち(資料写真)=(聯合ニュース)

ソウル市九老区の保健所の外にまで並んで検査の順番を待つ人たち(資料写真)=(聯合ニュース)

mgk1202@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。