21年度予算案2540億円 対米・対中を増額=韓国外交部
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2020.09.01 12:00
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部は1日、2021年度(1~12月)予算案として2兆8432億ウォン(約2540億円)を編成し、国会に提出する方針を明らかにした。20年度比で3.6%の増額。
外交部は2国間・多国間協力を強化するとともに、対米・対中協力を発展させることに重点を置いた。米国など北米諸国との戦略的特別協力関係の強化に充てる予算を46億ウォンから57億ウォンに増額。中国など北東アジア諸国との交流・協力強化には4億ウォン増の31億ウォンを計上した。「新南方政策」の推進のため、東南アジア諸国連合(ASEAN)や東南アジアとの交流・協力強化にも2倍以上増額した37億ウォンを編成した。
また、グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)首脳会談の関連予算に159億ウォン、国連平和維持活動に関する閣僚級会議関連予算に34億ウォンを計上した。
政府開発援助(ODA)予算は20年度比4.9%増の9630億ウォン、国際分担金は6.2%増の5387億ウォンとした。
在外公館約180カ所の会計・業務支援システムのデジタル化には100億ウォンを編成した。
一方、国際交流基金は679億ウォンから650億ウォンに減額した。
kimchiboxs@yna.co.kr