新型コロナ死者が2週間で20人 全員60代以上=韓国
記事一覧
2020.09.02 17:21
【ソウル聯合ニュース】韓国で首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染者が急増したことで重症患者も増えており、ここ2週間の全国の死者が20人に達したことが2日、分かった。
中央防疫対策本部によると、先月20日からこの日までに新型コロナ感染が判明後に死亡または死亡後に新型コロナ感染が判明した人は20人に上る。
死亡者の年齢は80代が9人で最も多く、70代が7人、90代が3人、60代が1人と、全員が感染症にぜい弱な高リスク群に分類されている60代以上だった。最近は死亡後に感染が確認されるケースが相次いでおり、防疫当局が注視している。
感染者のうち重症患者は、この日午前0時時点で124人で、前日に続き3桁台を記録した。70代が52人(38.1%)で最も多く、80代以上が29人(29.8%)、60代が24人(19.0%)、50代が12人(9.5%)、40代が7人(3.6%)。
重症患者は首都圏に集中しており病床の確保が喫緊の問題となっている。1日現在、首都圏で確保された重病患者の治療病床は306床だが、直ちに使用できる病床は9床(2.9%)にすぎない。
hjc@yna.co.kr
キーワード