集団感染発生の教会牧師宅を捜索 信者名簿隠蔽の疑い=ソウル警察
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2020.09.02 20:49
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル地方警察庁は2日午後、新型コロナウイルスの集団感染が発生した「サラン第一教会」(ソウル市城北区)の全光フン(チョン・グァンフン)牧師の自宅など教会関連施設4カ所を家宅捜索した。
全牧師は同教会で集団感染発生後、調査対象となる信者の名簿の一部を隠蔽(いんぺい)したまま提出するなど当局の疫学調査を妨害したとして、感染症予防法違反の疑いが持たれている。また、自主隔離措置に違反して、先月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)にソウル中心部で開かれた大規模集会に参加した疑いもある。
政府の中央事故収拾本部とソウル市は同16日、全牧師と教会関係者を警察に告発した。全牧師は同17日に新型コロナの陽性判定を受け、病院に搬送された。
警察は同21日、正確な信者名簿を確保するためサラン第一教会を家宅捜索している。
ikasumi@yna.co.kr
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