北朝鮮東部の元山 台風9号による大雨で浸水被害
記事一覧
2020.09.03 10:17
【ソウル聯合ニュース】北上する台風9号の影響で、北朝鮮の主要都市である東部・江原道元山市が浸水被害を受けている。朝鮮中央テレビが3日午前6時ごろ、浸水した元山市内の様子を生中継した。
市内の道路は泥水に覆われてまるで川のように見える。江原道が政治行事の会場として使う市中心部の広場とみられる場所も、周りの建物や街路樹などが水につかっている。
中央テレビによると、元山は3日午前3~6時に132ミリの雨量を観測した。2日午後9時からの雨量は200ミリに達するという。
同テレビは2日午後6時以降、ほぼ1時間おきに台風9号の進路と主要都市の状況を伝えている。こうした報道は異例。北朝鮮は先月、記録的な長梅雨による洪水被害に見舞われており、同月下旬の台風8号からは24時間体制で実況中継を行っている。
mgk1202@yna.co.kr