サムスン 米国の5G市場に本格進出=ベライゾンと設備供給契約
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2020.09.07 11:15
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は7日、米携帯通信最大手のベライゾンと7兆9000億ウォン(約7080億円)規模のネットワーク設備長期供給契約を結んだと発表した。韓国の通信設備産業では過去最大規模の単一輸出契約となる。
契約に基づき、サムスン電子はベライゾンに次世代通信規格「5G」関連設備を含むネットワークソリューションを5年間供給し、設置と維持・補修を担う。
今回の契約は、サムスン電子が米国の5G市場に本格進出したことを意味する。米国での成果を足掛かりに、欧州など他地域から追加受注する可能性も高い。
同社は昨年、韓国国内の通信大手と共に世界初の5G商用化を実現させ、ベライゾン、AT&T、スプリント(現Tモバイル)の米通信大手3社に5G関連設備を供給する契約を結んだ。日本では通信大手KDDIと設備供給契約を締結した。
tnak51@yna.co.kr