韓国新外交部次官が米国に出発 「朝鮮半島平和プロセス共有」
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2020.09.09 12:00
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は9日、ビーガン米国務副長官と会談するため、米国に向けて出発した。
両氏は10日(米東部時間)にワシントンで会談し、両国関係や地域情勢などについて意見交換する。
崔氏は8月18日に就任したばかりで、ビーガン氏との会談は初めてとなる。
会談では在韓米軍駐留経費の韓国側負担を巡る交渉や朝鮮半島情勢、主要7カ国首脳会議(G7サミット)への韓国の招待、米中対立などさまざまな懸案について議論するとみられる。
崔氏は青瓦台(大統領府)の平和企画秘書官を務めた際、北朝鮮の非核化を巡る米朝対話など朝鮮半島の平和プロセスに深く関与していたため、同問題についてどのような議論が行われるか注目される。
崔氏は出発前、仁川国際空港で記者団に対し、「この3年間、両国が進めた懸案と朝鮮半島平和プロセスについて点検し、今後どう進めるかについて(認識を)共有する」と説明。「同盟を安定的に管理し、お互いの考えを共有しながら検討することは検討する重要な契機になると思う」と述べた。
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