首都圏のコロナ防疫強化措置 再延長是非を週末に判断=韓国政府
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2020.09.11 14:31
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて首都圏で防疫措置「社会的距離の確保」のレベルを最高の第3段階に近い「2.5段階」に強化していることに関し、同措置を再延長するかどうかを今週末のうちに判断する。政府の中央事故収拾本部の尹泰皓(ユン・テホ)防疫総括班長が11日の会見で伝えた。2.5段階措置を再延長するか終了するか、あるいは別の防疫対策を取るかについて、あと1~2日ほど全力で議論し、専門家の意見を聞くとしている。
政府は8月30日から首都圏での防疫措置のレベルを事実上の2.5段階に引き上げ、今月6日だった同措置の期限を13日までに1週間延長した。同措置により、首都圏の一般飲食店では午後9時から翌日午前5時までは持ち帰り・出前営業のみ認められ、フランチャイズチェーンのカフェなどでは営業時間を問わず店内での飲食が禁止された。スポーツジムやプール、ビリヤード場など屋内スポーツ施設は運営中止となった。
国内での1日あたりの新規感染者数はこのところ100人台を維持しているものの、急速に減ってはいない。尹氏は「集団感染が散発的に続いており、患者の減少傾向が停滞しているため、まだ安心する状況ではない」と述べた。
tnak51@yna.co.kr
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