文大統領・与党の支持率下落 与野党の差は1ポイント未満に
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2020.09.14 09:05
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが14日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より2.5ポイント下落した45.6%だった。不支持率は1.9ポイント上昇した50.0%となった。不支持率が50%台になるのは8月第3週以来となる。
とりわけ、20代の支持率が36.6%に下落し、年齢別で最も低くなった。秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子が兵役時代、特別扱いを受けたとの疑惑が持ち上がり、兵役問題に敏感な層に否定的な影響を与えているとみられる。
政党支持率は進歩(革新)系与党「共に民主党」が前週より4.4ポイント低い33.4%、保守系最大野党「国民の力」が1.7ポイント高い32.7%となった。保守系団体による光復節(日本による植民地支配からの解放記念日、8月15日)の大規模集会や新型コロナウイルスの感染再拡大などの影響で10ポイント以上に広がっていた両党の支持率の差は0.7ポイントに縮小した。
「開かれた民主党」の支持率は6.6%、「正義党」は5.0%、「国民の党」は4.4%などだった。
調査はテレビ局YTNの依頼を受け、7~11日に全国の有権者2521人を対象に実施された。
kimchiboxs@yna.co.kr