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WTO次期事務局長選 韓国候補が第2ラウンドに進出

記事一覧 2020.09.18 19:00

【ソウル聯合ニュース】韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長が世界貿易機関(WTO)次期事務局長選の第1ラウンドを通過し、第2ラウンドに進む。WTO事務局が18日午前(スイス・ジュネーブ現地時間)、発表した。

兪明希氏(資料写真)=(聯合ニュース)

兪明希氏(資料写真)=(聯合ニュース)

 立候補した8人のうち、韓国、ナイジェリア、ケニア、サウジアラビア、英国の5カ国の候補者が第2ラウンドに進出し、メキシコ、エジプト、モルドバの候補者は脱落した。

 24日から10月6日にかけて実施される第2ラウンドでは5人のうち、3人が脱落する。選挙は第3ラウンドまで行われ、最終的な結果は遅くとも11月上旬に出る見通しだ。

 韓国産業通商資源部の関係者は兪氏が第2ラウンドに進出したことについて、韓国の現通商トップとして資質や専門性が認められたことに加え、韓国のステータスが新型コロナウイルス対応の成功で高まったことや、立候補した当初から政府を挙げて支援したことが成果として表れたと話した。

 立候補後、兪氏はジュネーブなど欧州を2回、米国を1回訪問するなど、140カ国・地域の閣僚級や大使級の高官と接触して支持を要請した。

 産業通商資源部と外交部はジュネーブ代表部、各国の韓国公館と連絡を取り合い、163カ国・地域のジュネーブ代表部、在韓公館に兪氏の支持を要請した。また首脳外交レベルでも電話会談や面談を通じて兪氏の支持を求めた。

 産業通商資源部の関係者は「ほとんどの加盟国は兪本部長が25年にわたり積み重ねてきた通商分野の専門性、先進国や発展途上国など多様な国との交渉妥結で構築された信頼とリーダーシップのほか、貿易の自由化を通じて経済発展を成し遂げた韓国の経験などを高く評価して支持したとみられる」と話した。

yugiri@yna.co.kr

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