韓日議連の新会長に金振杓元副首相 「シャトル外交」復活に意欲
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2020.10.06 14:20
【ソウル聯合ニュース】超党派でつくる韓日議員連盟は6日、総会を開き、新会長に与党「共に民主党」の金振杓(キム・ジンピョ)国会議員(73)を選出した。
金氏は元財務官僚で、副首相兼財政経済部(現企画財政部)長官などを歴任した。2004年の国会議員選挙で初当選し、現在5期目の重鎮。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が当選した17年の大統領選では文陣営の中央選挙対策委員会で共同委員長を務めた。
金氏は「過去、韓国と日本は金大中(キム・デジュン)・小渕宣言(21世紀に向けた新たな韓日パートナーシップ)を始めとし、積極的な交流を続け、相互互恵的な関係を維持してきた」として、「韓日議員連盟が(両国首脳の)シャトル外交を復活させ、未来志向の両国関係を構築しなければならない」と述べた。
副会長兼幹事長には最大野党「国民の力」の金碩基(キム・ソクキ)議員が選出された。
朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長と共に民主党の李洛淵(イ・ナギョン)代表、国民の力の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表ら与野党の重鎮が顧問を務める。徐清源(ソ・チョンウォン)・文喜相(ムン・ヒサン)元会長、姜昌一(カン・チャンイル)前会長は名誉会長に任命された。
韓日議員連盟の会員は先月末時点で計140人。共に民主党の69人、国民の力の60人、「正義党」の2人、「時代転換」と「国民の党」のそれぞれ1人、無所属の7人が所属している。
kimchiboxs@yna.co.kr
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