文大統領 世界での韓国語教育推進「新南方・新北方政策の土台に」
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2020.10.06 18:08
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6日の閣議で韓国語教育機関「世宗学堂」が76カ国・地域の213カ所に増えるなどハングル学習熱が世界的に高まっているとの報告を受けたことと関連し、フェイスブックで「韓国語をさらに拡散させ、韓国文化をさらに広めて新南方・新北方政策の強固な土台を築く」との考えを明らかにした。
文氏は、特にインドでハングルの人気が高いとして、同地では7月末に第2外国語に韓国語が追加されたほか、9日の「ハングルの日」に合わせて韓国文化院と現地の大学が記念行事を共催すると紹介した。
また、インドは世界で人口が二番目に多く、韓国政府が推進する新南方政策の重要なパートナーだという点で大きな意味があるとして、モディ首相に謝意を表した。
続けて、海外で「韓流伝道師」の役割を果たす韓国語の教授や教師にも感謝を伝えた。
文氏は世界で韓国語学習者が増えているこの機会を生かさなければならないとした上で、「新南方・新北方政策のパートナー国に対する韓国語教育支援事業をより体系的に推進する」と強調した。
一方、この日の閣議では124件の法律を含む570の法令の中の日本式用語を韓国語に変更する内容の法制処の計画が報告され、文氏は各官庁に対し韓国語使用の模範を示すよう呼びかけた。
ynhrm@yna.co.kr