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サムスン電子の営業益が58%増 2年ぶり高水準=7~9月期

記事一覧 2020.10.08 10:07

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が8日発表した7~9月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比58.1%増の12兆3000億ウォン(約1兆1300億円)だった。新型コロナウイルス感染拡大の中でも市場の予想(10兆ウォン台前半)を大きく上回り、2018年7~9月期(17兆5700億ウォン)以来、2年ぶりの高水準を記録した。

サムスン電子の7~9月期の営業利益は前年同期比58.1%増加した(資料写真)=(聯合ニュース)

サムスン電子の7~9月期の営業利益は前年同期比58.1%増加した(資料写真)=(聯合ニュース)

 売上高は前年同期比6.5%増の66兆ウォン。四半期ベースで過去最高となったが、今月末に発表される確報値でやや下方修正される可能性はある。

 7~9月期の営業利益率(売上高に営業利益が占める割合)は18.6%で、1~3月期(11.6%)、4~6月期(15.4%)に比べ向上した。

 新型コロナや米中貿易摩擦などの不確実性がある中でも7~9月期に驚くべき業績を収めた背景には、スマートフォン(スマホ)などのモバイル、テレビ・家電部門の好調があったとみられている。

 部門別業績は追って発表されるが、証券業界では7~9月期に発売された「ギャラクシーノート20」シリーズをはじめとするスマホ戦略機種の世界販売が好調だったことで、スマホ事業を担うIT・モバイル(IM)部門が4兆ウォン台後半の営業利益を収めたとの見方も出ている。

 また、7~9月期はペントアップ需要(抑制されていた需要)を追い風にテレビと家電の販売も伸び、消費者家電(CE)部門も1兆ウォンを超える収益を得たと推定される。

 半導体事業は当初、サーバー向けメモリーの需要減少と価格下落で上半期より振るわないとの予想があったが、営業利益は4~6月期(5兆4300億ウォン)と同水準または若干上回ったとみられている。

tnak51@yna.co.kr

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