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20年世界成長率を上方修正 韓国はマイナス1.9%=IMF

記事一覧 2020.10.13 21:30

【ワシントン聯合ニュース】国際通貨基金(IMF)は13日(現地時間)に発表した最新の世界経済見通しで、2020年の世界経済の成長率を前回よりも小幅ながら上方修正した。新型コロナウイルスによる影響が当初の懸念よりも少ないとの見通しを反映しながらも、回復するまでには長期間を要すると予想した。

IMF=(聯合ニュース)

IMF=(聯合ニュース)

 IMFは最新の世界経済見通しで、2020年の世界経済の成長率をマイナス4.4%と予測した。6月時点よりも0.8ポイント上方修正したものの、4月時点より1.1ポイント低い。 

 IMFは6月時点よりも上方修正した理由について、主な先進国を中心に4~6月期の国内総生産(GDP)実績が懸念していた状況よりも良かったことを反映した結果と説明した。

 ただ新型コロナの感染拡大が続いたことで、世界経済がコロナ以前の水準に戻るには長期間を要し、再び悪化する可能性も高いと指摘した。

 2021年の世界経済の成長率は5.2%と見通した。4月時点よりも0.2ポイント下方修正した。

 IMFは当初、4月にマイナス3.0%、6月にマイナス4.9%と発表したが、統計基準の変更に伴い、4月はマイナス3.3%、6月はマイナス5.2%に修正した。

 韓国の20年の成長率はマイナス1.9%と予想した。6月時点から0.2ポイント引き上げた。21年の成長率は2.9%と見通した。

 先進国の20年の成長率はマイナス5.8%と予想した。6月時点より2.3ポイント、4月時点より0.3ポイント引き上げた。

 国・地域別では米国がマイナス4.3%で、6月時点より3.7ポイント上方修正した。欧州地域はマイナス8.3%と予想した。6月時点より1.9%ポイント引き上げた。日本はマイナス5.3%と予想した。

 新興市場と開発途上国は6月時点より0.2ポイント低いマイナス3.3%と予想した。中国は1.9%で6月時点より0.9ポイント引き上げた。

 IMFは「これ以上の停滞を防ぐためには、政策支援をうかつに撤回しないようにしなければならない」とし、各国が積極的な財政支援や緩和的金融政策を維持し、短期と中期の課題を合わせて管理する政策が必要と指摘した。

yugiri@yna.co.kr

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