創業家3代目の鄭義宣氏 現代自G会長に就任へ
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2020.10.13 21:25
【ソウル聯合ニュース】韓国・現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)総括首席副会長が早ければ14日に同グループの会長に就任する。財界関係者が13日、明らかにした。
現在のポストに就任してから2年1カ月での会長就任で、創業家の3代目として経営体制を本格化し、新型コロナウイルス感染症による危機を突破し、次世代モビリティー(移動)分野でも改革の速度を上げるものとみられる。
現会長で父の鄭夢九(チョン・モング)氏から義宣氏への経営権の移行は、すでにほとんどが終わっている。
義宣氏は2018年9月14日に現代自動車の副会長から現代自グループの首席副会長に昇進した。
当時、現代側は「会長の補助」としていたが、昨年3月に義宣氏が現代自動車と現代モービスの代表取締役に就任し、今年3月に現代自動車の取締役会議長に就任してからは、グループ経営の実質トップを務めた。
1970年生まれの義宣氏は高麗大経営学科を卒業後、米サンフランシスコ大学院で経営学を学んだ。99年に現代自動車に入社後、購買室長、営業支援事業部長、起亜自動車代表取締役などを歴任した。
yugiri@yna.co.kr