韓国与党の支持率下落 最大野党との差縮まる
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2020.10.15 10:16
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが15日に発表した与党「共に民主党」の支持率は前週より4.3ポイント下落した31.3%だった。最大野党「国民の力」は1.3ポイント上昇した30.2%となり、両党の支持率の差は1.1ポイントに縮まった。
リアルメーターは海上で北朝鮮軍に射殺された韓国人男性の息子が公開した手紙、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子の疑惑を巡る攻撃的な発言、私募ファンドのライム資産運用とオプティマス資産運用を巡る事件が権力型不正疑惑に発展していることなどが影響を与えたと分析した。
「開かれた民主党」の支持率は9.4%、「正義党」は5.8%、「国民の党」は4.8%などだった。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より0.6ポイント上昇した45.4%だった。不支持率は1.8ポイント下落した50.0%となった。
調査はメディア財団TBSの依頼を受け、12~14日に全国の有権者1506人を対象に実施された。
kimchiboxs@yna.co.kr