韓国と中国 通貨スワップ協定を5年延長=融通枠拡大
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2020.10.22 17:12
【世宗聯合ニュース】韓国の企画財政部は22日、韓国銀行(中央銀行)と中国人民銀行が韓国ウォンと中国人民元の通貨交換(スワップ)協定の延長契約を締結したと発表した。2025年10月10日まで5年間延長した。
融通枠は560億ドル(約5兆8500億円)から590億ドルに拡大された。
通貨スワップは、金融危機時に相手国に自国の通貨を預け、相手国通貨や米ドルを受け取る取り決め。
同部は延長契約について「両国の交易拡大、金融市場の安定、相手国に進出した金融機関の流動性支援などが目的」とし、「国際金融市場の変動性が高い時期に貿易代金を自国通貨で決済できるよう保障し、域内の金融安定に寄与するだろう」と期待を示した。
hjc@yna.co.kr
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