バイデン政権発足時の北朝鮮政策 韓国の迅速対応が重要=統一相
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2020.10.23 13:56
【ソウル聯合ニュース】韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は23日、11月の米大統領選挙で民主党候補のバイデン前副大統領が当選した場合に新政権が北朝鮮政策でオバマ前政権のいわゆる「戦略的忍耐」を継承するかどうかについて、韓国政府の対応次第との考えを示した。国会外交統一委員会による国政監査で述べた。
統一部に対する国政監査で与党「共に民主党」代表の李洛淵(イ・ナギョン)前首相は、バイデン政権が発足した場合、オバマ政権のように「戦略的忍耐」を踏襲する可能性があるか質問した。これに対し李仁栄氏は「韓国政府が米国とどれだけ緊密に意思疎通し、素早く動くかが重要だ」と答えた。
同氏はまた、「(バイデン政権が)『クリントン第3期』となる可能性もあり、予断できない」と指摘。この「クリントン第3期」とは「クリントン政権末期の北朝鮮への接近やペリー(当時の国防長官)プロセスなど(の踏襲)を指す」とし、「これらの政策は合理性があり、注目すべきだ」と述べた。
mgk1202@yna.co.kr