韓国航空各社がアジア路線の運航拡大 日本・中国線増便
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2020.10.25 21:08
【ソウル聯合ニュース】 新型コロナウイルス感染拡大の影響で減便・運休が続く韓国の航空会社がアジア路線を中心に運航を徐々に拡大している。
航空大手、大韓航空は今月、仁川とロシア・モスクワ、中国・鄭州、大阪を結ぶ便の運航を再開した。
国際線の運航便数は先月の30路線、週120便から今月は33路線、週124便に増えた。国際線110路線を運航していた昨年に比べ運航率は30%にとどまっているが、中国路線の場合、仁川発の便は満席になるほどで、今後、増便される可能性が高い。
航空大手、アシアナ航空は今月1日に運航を再開した仁川―ハルビン線を含む四つの中国路線を運航している。現在運航中の国際線は26路線、週78便。
また、福岡空港を出発して仁川空港に向かう臨時便を13日に続き28日も運航する予定だ。
格安航空会社(LCC)も中国・日本路線の運航再開や新規就航に力を注いでいる。
チェジュ航空は今月21日に仁川―ハルビン線の運航を8カ月ぶりに再開した。搭乗率の低迷を受け今月初めから運休した東京路線も需要が増えると予想され、近く運航を再開する計画だ。
ティーウェイ航空は来月5日に仁川―大阪線、同6日に仁川―東京線の運航を再開する。エアソウルは今月20日に仁川―青島線を新規就航した。
航空各社はアジア路線の拡大に注力する計画だ。政府がベトナムとの主要路線再開、日本とのビジネス関係者の入国制限緩和措置にそれぞれ合意し、ベトナム路線や日本路線の運航が増加するとみられる。ただ、日本とビジネス関係者の入国制限緩和措置に合意したものの、依然、ビジネス関係者の訪問は多くないため、航空会社は日本路線の拡大や増便をためらっている。
hjc@yna.co.kr
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