サムスン会長死去 IOCが哀悼の声明=「五輪に大きく貢献」
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2020.10.26 09:29
【ソウル聯合ニュース】韓国・サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長が25日に死去したことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)が李氏を哀悼する声明を出した。
IOCのバッハ会長は李氏について「サムスンはIOCとのトップパートナー契約で五輪を支援するとともに世界に広めて五輪に大きく貢献し、五輪を成功に導いた」と評価。「故人の五輪遺産は永遠に続く。故人を追悼するため、IOC本部は弔旗を掲揚する」と明らかにした。
IOCは李氏が高校時代、レスリング部だった縁で1982~97年、大韓レスリング協会長を務め、韓国オリンピック委員会(KOC)副委員長などを歴任したと説明。1996年にIOC委員に選出され、2014年に急性心筋梗塞で倒れて闘病中だった2017年にIOC委員から退き、名誉委員になったと紹介した。
サムスンは1998年の長野冬季五輪から最高レベルのスポンサーを務めている。契約を2回延長し、2028年のロサンゼルス大会まで五輪をサポートする。
kimchiboxs@yna.co.kr