北朝鮮の国境封鎖　「目立った変化ない」＝韓国統一部

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の呂尚基（ヨ・サンギ）報道官は２６日の定例会見で、北朝鮮が新型コロナウイルス対策として実施している国境封鎖を緩和する動きがあるとの報道について、「関連事項を鋭意注視している」とした上で、「（現在までに）目立った変化はない」と明らかにした。

　北朝鮮専門メディアのデイリーＮＫは北朝鮮が中国と来月末からの国際列車の運行再開に合意したと報じた。

　一方、北朝鮮軍による韓国人公務員射殺事件を受け、民間団体に北朝鮮への物資搬出の手続きを中止するよう通知したことに関しては、「事件が早期に終われば、搬出の承認や物資搬出が行われる」とし、「今後の南北関係や人道団体の要請などを総合的に考慮して決める」と述べた。

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