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韓国政府 途上国へのコロナワクチン供給に1千万ドル拠出へ

記事一覧 2020.10.28 18:26

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は発展途上国に新型コロナウイルス感染症のワクチンを供給するための枠組み「COVAX(コバックス) AMC」に1000万ドル(約10億円)を拠出することを決定した。外交部が28日発表した。

新型コロナウイルスのワクチン開発に取り組むソウル近郊・城南市のバイオテクノロジー企業、SKバイオサイエンスの研究員(資料写真)=(聯合ニュース)

新型コロナウイルスのワクチン開発に取り組むソウル近郊・城南市のバイオテクノロジー企業、SKバイオサイエンスの研究員(資料写真)=(聯合ニュース)

 「COVAXファシリティー」は新型コロナのワクチンを複数の国で共同購入する国際的な仕組みで、経済力のある国が自国用にワクチンを購入する枠組みと、途上国へのワクチン供給を行う枠組み(AMC)を組み合わせている。

 政府は先ごろ、コバックスを通じて1000万人分のワクチンを確保することを決めた。

 コバックスには現在、184カ国が参加。韓国を含む92カ国はワクチン代金の一部を前払いし、北朝鮮を含む92カ国は前払いが免除されている。

 外交部は今回の資金拠出について、安全で効果のあるワクチンが世界に平等に普及し、新型コロナの終息を早めることに寄与することを期待するとし、「政府は今後も国際社会の新型コロナ対策に積極的に参加していく計画」と伝えた。

yugiri@yna.co.kr

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