韓国完成車5社の10月販売 国内増加するも全体では減少
【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社が2日発表した10月の国内・海外販売台数は計70万782台で、前年同月(70万3777台)に比べ減少した。
国内販売が13万5495台、海外販売が56万5287台。前年同月(国内13万4895台、海外56万8882台)より国内販売は増加したが、海外販売は減少した。新型コロナウイルスの感染再拡大の影響や新車効果などで、メーカーによって明暗が分かれた。
メーカー別にみると、現代は前年同月比4.2%減の38万5947台を販売した。国内販売は同1.2%増の6万5669台だったが、海外販売は5.2%減の32万278台にとどまった。
国内では大型セダン「グレンジャー」の販売台数が1万926台を記録し、3月から8カ月連続で1万台を突破した。小型セダン「アバンテ」(8316台)、中型セダン「ソナタ」(5670台)、スポーツタイプ多目的車(SUV)の「パリセード」(6514台)、「サンタフェ」(4003台)、「ツーソン」(3063台)の人気も続いた。
現代の子会社、起亜は6.1%増の26万5714台だった。国内販売が1.8%増の4万8009台 、海外販売が7.0%増の21万7705台。9月から2カ月連続で国内・海外販売がそろって増加した。
韓国GMは3万1391台を販売し、4.1%増加した。国内販売が10.5%増の7064台、輸出が2.4%増の2万4327台で、いずれも2カ月連続の増加となった。
双竜は1万197台を記録した。月間販売台数が1万台を超えたのは4カ月ぶり。国内販売が7612台で5.4%減少したが、輸出は2585台で20.2%増加した。
ルノーサムスンは49.2%減の7533台(国内7141台、輸出392台)にとどまり、5社のうち唯一、9月に続き国内販売と輸出がともに急減した。
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