韓国外相 来週訪米へ=米大統領選後の朝鮮半島情勢など議論
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2020.11.03 16:03
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が8~10日に訪米する見通しだ。両国政府が一致し、詳細を調整している。複数の外交消息筋が明らかにした。
康氏が8日に韓国を出発し、米東部時間9日に米ワシントンでポンペオ国務長官と会談するとみられる。
会談は3日の米大統領選後に行われ、北朝鮮の挑発の可能性を確認するなど、朝鮮半島情勢を安定的に管理する方策について協議するとみられる。外交消息筋は「今回の訪米の最も大きな目的は米大統領選という転換期に朝鮮半島の状況と韓米関係を安定的に管理するためのもの」と述べた。
会談では長期間膠着(こうちゃく)している2020年以降の在韓米軍駐留経費の韓国側負担を巡る交渉や北朝鮮との対話再開なども議題になる可能性があるが、大統領選の結果によって変わる見通しだ。バイデン候補が勝利する場合は議論に限界がある。
康氏の訪米には外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長も同行する。ビーガン国務副長官と会談し、朝鮮半島情勢などについて協議するとみられる。
新型コロナウイルスの感染拡大後、康氏の海外訪問は3回目となる。8月にドイツ、9月にベトナムを訪れた。
kimchiboxs@yna.co.kr
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