LINEのブランド価値34%上昇 日本で最大
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2020.11.06 09:24
【ソウル聯合ニュース】英広告大手WPPとグループ傘下の市場調査会社カンターが5日に発表した2021年度の「ブランドZ世界で最も価値のある日本ブランドランキングトップ50」で、韓国インターネットサービス大手NAVER(ネイバー)の日本子会社LINEのブランド価値が最大の上昇率を記録した。
LINEのブランド価値は前年比34%増の42億5300万ドル(約4400億円)と評価された。同社は伸び率が最も大きく、ランキングも13位と前年から8ランク上昇した。
カンターによると、テクノロジーのカテゴリーに分類された企業が全般的に伸び悩む中、LINEとソニーだけがブランド価値を上げた。
LINEの躍進については、友人、家族とつながるためにデジタルプラットフォームを使う人が増えたと分析した。特に新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)時に、関連ニュース・情報にアクセスしたり共有したりするプラットフォームとして日常に欠かせない存在になったという。この時期にLINEニュースのアクティブユーザー数やテキストメッセージ量、スタンプ使用量、アプリ内通話量が大幅に増えた。日本政府も健康調査を実施する際に若者に働きかけるツールとしてLINEを用いた。
WPPとカンターは毎年、消費者インサイトや企業業績の分析などを組み合わせて世界各国のブランドランキング「ブランドZ」を発表している。
mgk1202@yna.co.kr