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文大統領腹心の知事に二審も実刑判決 ネット世論操作事件

記事一覧 2020.11.06 16:36

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル高裁は6日、与党「共に民主党」の元党員らがインターネット上で行った不正な世論操作に深く関与したとして業務妨害罪などに問われた金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道知事の控訴審判決で、業務妨害罪に対し一審と同じく懲役2年の判決を言い渡した。一審が懲役刑の執行猶予を言い渡した公職選挙法違反については無罪とした。金被告は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の腹心。

控訴審の判決公判を終えた金慶洙知事=6日、ソウル(聯合ニュース)

控訴審の判決公判を終えた金慶洙知事=6日、ソウル(聯合ニュース)

 金被告は一審判決後に身柄を拘束されたが、その後に保釈されて裁判を受けていた。この日、控訴審で実刑判決を受けたものの、裁判所が保釈を取り消さないことを決めたため法廷で身柄は拘束されなかった。

 金被告は共に民主党の元党員の男らと共謀し、自身が国会議員だった2016年11月ごろから不正プログラムを使ってネット上の世論を操作した罪で在宅起訴された。

 文大統領が当選した17年の大統領選後、同元党員と18年6月の統一地方選まで世論操作を続けることを取り決め、その見返りとして元党員側に駐仙台総領事のポストを提案した公職選挙法違反にも問われた。一審は金被告の起訴事実を全て有罪と認めていた。

tnak51@yna.co.kr

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