米新政権でも連合防衛体制維持へ 韓国国防部「万全期す」
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2020.11.09 12:04
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部のムン・ホンシク副報道官は9日の定例会見で、米大統領選に関連し「韓米の国防当局は朝鮮半島の安全保障懸案に対し緊密に意思疎通をしている」とした上で、「バイデン政権下でも朝鮮半島平和プロセスを軍事面で下支えするため、堅固な連合防衛体制の維持へ万全を期す」と述べた。
国防部は朴宰民(パク・ジェミン)次官の下、関係部署が特別チームをつくっているという。ムン氏は「今後予想される変化に備え、対応策を検討中だ」と説明した。
韓米間には、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管や在韓米軍駐留経費の韓国側負担額交渉など、さまざまな懸案が山積している。これから発足するバイデン政権がトランプ現政権とは異なる政策を模索する可能性がある。
一方、米大統領選挙後の北朝鮮の動きについて、韓国軍合同参謀本部のキム・ジュンラク広報室長はこの日の会見で、今のところ特異な動向はないと答えた。
mgk1202@yna.co.kr