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バイデン氏 北核解決へ緊密協力表明=文大統領と電話会談

記事一覧 2020.11.12 11:47

【ソウル聯合ニュース】米大統領選で勝利した民主党のバイデン前副大統領は12日午前に行われた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との初めての電話会談で、北朝鮮の核問題を解決するため、緊密に協力する考えを明らかにした。韓国青瓦台(大統領府)の康珉碩(カン・ミンソク)報道官が伝えた。

文大統領(左)とバイデン氏=(AP=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

文大統領(左)とバイデン氏=(AP=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 文大統領はバイデン氏に対し、「朝鮮半島と域内の平和・繁栄の基盤になってきた韓米同盟の未来志向の発展と朝鮮半島の非核化、平和定着のため緊密に意思疎通したい」と述べた。

 電話会談は午前9時から14分間行われた。

 バイデン氏は「韓国はインド太平洋の安全保障と繁栄の中心軸」とし、「韓国に対する防衛の約束を維持する」と述べ、韓米同盟の重要性を強調した。

 文大統領はバイデン氏が「退役軍人の日」の11日(現地時間)、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアにある朝鮮戦争の参戦記念碑を訪れ献花したことに言及し、「韓米同盟の強固さを改めて確認した」と評価し、バイデン氏に謝意を示した。

 両氏は新型コロナウイルスや気候変動など世界的な課題への対応でも両国の協力を拡大することで一致。バイデン氏は「今後、コロナへの対応や保健安保、世界経済の回復、気候変動、民主主義、インド太平洋地域の平和・繁栄のため、緊密に協力することを期待する」と表明した。また、「韓国と米国で同じ日にコロナ感染者が発生したが、韓国が見事にコロナに対応したことに敬意を表する」とし、「米国が韓国のように対応するためには道のりが遠い」と述べた。

 文大統領は米大統領選の結果について、「バイデン氏の長い国政経験と卓越したリーダーシップ、明確なビジョンに対する米国民の高い期待が反映された」と評価した。

 両氏は来年1月のバイデン氏の大統領就任後、できる限り早い時期に対面で会談を行うことで一致した。

kimchiboxs@yna.co.kr

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