「中国人客がここ数年急増」と宣伝 中朝親善を誇示か=北朝鮮
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2020.11.12 13:50
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の旅行会社、国際青少年旅行社は12日、国家観光総局が運営するウェブサイト「朝鮮観光」への掲載文で、「わが国を訪れる中国人観光客がここ数年急増した」と宣伝し、「多くの中国人客が朝中(中朝)の親善の歴史を感慨深く振り返り、観光を続けた」と伝えた。ただ、具体的な訪朝中国人客数は示さなかった。
新型コロナウイルス対策として国境を封鎖している北朝鮮がこうした文章を掲載した背景には、朝鮮戦争から70年を迎え、中朝の親善関係を誇示する狙いがあるようだ。
同社は、中国人客が主に中国人民志願軍の朝鮮戦争参戦をたたえる平壌の友誼(ゆうぎ)塔、中部・平安南道檜倉郡にある中国人民志願軍烈士陵園などを訪れたと説明している。
tnak51@yna.co.kr
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