Go to Contents Go to Navigation

サムスン電子の1~9月研究開発費 約1兆5千億円で過去最高更新

記事一覧 2020.11.16 20:36

【ソウル聯合ニュース】韓国・サムスン電子の1月から9月の研究開発(R&D)費と国内社員数が過去最高を更新した。

サムスン電子の1~9月の研究開発費が過去最高を更新した(資料写真)=(聯合ニュース)

サムスン電子の1~9月の研究開発費が過去最高を更新した(資料写真)=(聯合ニュース)

 サムスン電子が16日に公表した報告書によると、1月から9月のR&D費は15兆9000億ウォン(約1兆5004億円)で、前年同期に比べ約6000億ウォン増加した。

 上半期(1~6月)のR&D費は10兆5851億で、約3カ月で5兆ウォン増えた。R&D費が売上高に占める割合は9.1%だった。

 同社のR&D費は2017年16兆8000億ウォン、18年18兆7000億ウォン、19年20兆2000億ウォンと増加を続け、今年は年間でも過去最高を更新する見通しだ。

 R&D投資を通じて取得した特許の数は国内が4974件、米国が6321件など。同社は世界で計19万4643件の特許を保有しており、最も多いのは米国の7万5472件となっている。特に今年はスマートフォンやテレビのデザイン特許を米国で254件取得したと説明した。

 今年の施設投資は7~9月期までに25兆5000億ウォンが投じられた。前年同期比52%増加した。

 年間の施設投資は約35兆2000億ウォンに達すると予想された。同社の施設投資は17年43兆4000億ウォン、18年29兆ウォン、19年26兆ウォンと減り、今年30兆ウォン台に回復するものとみられる。

 国内社員数は(7~9月期時点)10万8998人で過去最多を記録した。昨年末から約3700人増加した。

 同社の社員数は18年の1~3月期に10万人を突破し、その後、10万人を割り込んでいない。

 販売先の上位5社は、米アップル、米家電量販大手ベストバイ、ドイツ通信大手ドイツテレコム、香港テクトロニクス、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズだった。上半期に入っていた中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)は米国の制裁などの影響により、7~9月期には入らなかった。

 一方、半導体大手SKハイニックスが16日に公表した報告書によると、同社の1月から9月のR&D費は2兆6281億ウォンで、前年同期より約3000億ウォン増加した。 

 1月から9月までの累積では過去最大で、年末までこのペースが維持されれば、年間でも過去最大を更新することになる。R&D費の売上高に対する割合は11.0%だった。

 国内社員数は(7~9月期時点)2万8894人で、4~6月期より285人増え、過去最多を更新した。

yugiri@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。