文大統領支持率42.5%に下落 昨年10月以来の低水準
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2020.11.19 15:48
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが19日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より1.8ポイント下落した42.5%だった。文大統領の側近で法務部長官だったチョ国(チョ・グク)氏の家族らの不正疑惑が浮上した昨年10月第2週(41.4%)以来の低水準となった。
不支持率は2.3ポイント上がった53.3%となり、昨年10月第2週(56.1%)以降、最も高くなった。
支持率と不支持率の差は10.8ポイントで、不動産政策に対する批判の声が高まった今年8月第2週(9.3ポイント)を上回った。
支持率の下落には秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官と尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長の対立や金海新空港建設計画の検証結果発表、新型コロナウイルスの感染再拡大などが影響したとみられる。
一方、政党支持率は与党「共に民主党」が前週より0.8ポイント下落した32.0%、最大野党「国民の力」は2.2ポイント上がった29.5%となった。
「国民の党」は6.6%、「正義党」と「開かれた民主党」はいずれも5.9%だった。
調査はメディア財団・TBSの依頼を受け、16~18日に全国の有権者1506人を対象に実施された。
kimchiboxs@yna.co.kr