韓国首相「年末の集まり自粛を」 新型コロナで国民向け談話
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2020.11.20 10:25
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は20日、国内で新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受けて国民向け談話を発表し、防疫が危機を迎えているとした上で、「年末に計画している各種の集まりをできる限り自粛し、必要不可欠な活動を除き、なるべく自宅で過ごしてほしい」と求めた。60歳以上は特に不要な外出や人と会うことを控え、会社員は忘年会や会食を延期、中止してほしいと呼び掛けた。
企業に対しても、社員の在宅勤務などにより職場での感染防止に協力してほしいと求めた。政府をはじめとする公共部門が率先して実践すると強調し、各官庁や自治体、全国の公共機関は、会食や集まりの自粛、対面会議の最少化、在宅勤務の活性化など、強化した防疫措置を来週から実行すると明らかにした。
丁氏が新型コロナに関連して談話を発表するのは今回が6回目となる。
中央防疫対策本部によると、20日午前0時までの24時間に国内で新たに確認された新型コロナ感染者は363人。1日当たりの新規感染者数は3日連続で300人を上回っている。
tnak51@yna.co.kr
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