20年の韓国成長率見通し -1.1%に下方修正=OECD
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2020.12.01 20:51
【世宗聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)は1日に発表した経済見通しで、韓国の今年の国内総生産(GDP)成長率を9月時点で示したマイナス1.0%からマイナス1.1%に下方修正した。
OECDは今年の韓国の成長率見通しを6月時点でマイナス1.2%としていたが、8月にマイナス0.8%に上方修正した後、9月に再び下方修正した。
新型コロナウイルスの感染が再拡大したことなどが影響して下方修正されたものの、OECD加盟37カ国では最も高く、主要20カ国・地域(G20)では中国に次いで高い。
OECDは「韓国は効果的な防疫措置により、加盟国では今年の成長率の減少が最も小さい」と説明した。
2021年の韓国の成長見通しについては9月時点の3.1%から2.8%に下方修正した。6月、8月、9月と3.1%を維持していたが、今回0.3ポイント下がった。
OECDは今年の韓国経済について、「大規模な財政支援により消費が回復し、半導体中心に輸出が回復したが雇用は減少した」と評価した。
一方、今年の世界経済の成長率見通しは9月時点のマイナス4.5%からマイナス4.2%に上方修正された。来年の成長率見通しは9月時点の5.0%から4.2%に下方修正された。
yugiri@yna.co.kr