次期韓米連合司令官にラカメラ米太平洋陸軍司令官 来年初めに赴任か
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2020.12.04 10:47
【ソウル聯合ニュース】次期韓米連合司令官にポール・ラカメラ米太平洋陸軍司令官(大将)が指名されたことが、4日分かった。
軍消息筋によると、米国防総省は先月中旬に指名に伴う計画を韓国政府に通知したという。
韓米連合司令官は国連軍司令官と在韓米軍司令官を兼ねる。
ラカメラ氏は、米第18空挺軍団長や過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦を行う米国主導の有志連合の司令官などを歴任。昨年11月から米太平洋陸軍司令部を率いている。
赴任の時期はまだ決まっていないとされるが、米議会での人事聴聞会と承認手続きにかかる時間を考慮すると、米大統領選で勝利した民主党のバイデン前副大統領が来年初めに正式に就任した後になる可能性が取り沙汰されている。
今回の人事は、エイブラムス現司令官の2年間の任期が終了することに伴うものとされる。
ただ、バイデン氏が正式に大統領に就任する前であるため、トランプ政権が大統領選後に外交・安保担当の閣僚を相次いで入れ替えている延長線上にあるとの見方も出ている。
ynhrm@yna.co.kr
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