韓国中銀 米との通貨スワップ協定を半年再延長
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2020.12.17 09:27
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は17日、米連邦準備理事会(FRB)と結んでいる通貨交換(スワップ)協定の期限を現行の2021年3月31日から同年9月30日に延長することで合意したと発表した。限度額は600億ドル(約6兆2080億円)で変更なし。
通貨スワップは、通貨危機などの緊急時に相手国に自国の通貨を預け、相手国通貨や米ドルを受け取る取り決め。
韓国銀行はこの日、国内外の金融市場は全般的に安定しているとしながらも、「新型コロナウイルス感染の再拡大による不確実性に先回りをして対応するには協定の延長が必要との見解で一致した」と説明した。
韓国銀行とFRBは今年3月19日、限度額600億ドルの通貨スワップ協定を締結。7月30日に、当初は9月30日までだった期限を来年3月31日に延長していた。
mgk1202@yna.co.kr