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韓国のコロナ新規感染が連続500人台 累計は7万人超える

記事一覧 2021.01.13 10:49

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は13日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から562人増え、累計7万212人になったと発表した。市中感染が536人、海外からの入国者の感染が26人だった。1日当たりの新規感染者数は2日連続で500人台にとどまっており、昨年11月中旬から本格化した流行の「第3波」の勢いは弱まりつつある。

雪が降りしきる中、ソウル駅前の広場の臨時検査所で新型コロナウイルスの検査を受ける市民=12日、ソウル(聯合ニュース)

雪が降りしきる中、ソウル駅前の広場の臨時検査所で新型コロナウイルスの検査を受ける市民=12日、ソウル(聯合ニュース)

 1日の新規感染者数は12月下旬に1200人台に達したが、今月に入ると8~10日は3日連続で600人台、11日は400人台半ばまで低下。この日は前日(537人)から25人増加したものの、連続で500人台だった。

 累計感染者数は、最初の感染者が見つかった昨年1月20日からおよそ1年で7万人を超えた。

 新たに確認された市中感染者536人を地域別にみると、ソウル市が148人、京畿道が189人、仁川市が20人で、首都圏が357人を占めた。

 首都圏以外では慶尚南道が42人、釜山市が35人、慶尚北道が23人、江原道が20人、大邱市が13人、蔚山市と忠清北道がそれぞれ11人、大田市が9人、全羅北道が7人、忠清南道が4人、光州市が3人、済州道が1人だった。

 療養型病院や宗教施設などを中心に感染確認が続いている。ソウル市冠岳区の教会で12日までに21人の感染が判明したほか、同市城東区の居住型療養型病院に関連した感染者は13人となった。慶尚南道晋州市の宗教施設を起点とするクラスター(感染者集団)では少なくとも38人の陽性が明らかになった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは26人だった。このうち3人は空港や港湾での検疫で判明し、23人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から20人増えて計1185人となった。韓国国内の平均致死率は1.69%。重篤・重症患者は前日から16人減り、374人となっている。

 12日の検査件数は5万8227件で、前日より4173件少なかった。

mgk1202@yna.co.kr

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