韓国の造船受注量4カ月連続1位 世界シェアの51.7%
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2021.02.08 15:08
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は8日、1月に世界で発注された船舶180万CGT(標準貨物船換算トン数)のうち、韓国の造船所が51.7%に当たる93万CGTを受注し、4カ月連続で受注量世界1位を記録したと発表した。
昨年1月の受注量は全体の4.4%に当たる7万CGTだったが、約12倍増えた。
競合する中国と比べ、受注量は1.6倍、受注額は2.2倍だった。
大型コンテナ船8隻、超大型オイルタンカー(VLCC)2隻、大型液化天然ガス(LNG)運搬船2隻など付加価値率の高い発注をすべて韓国が受注した。
同部の関係者は「わが国の造船産業が競合国と比べ、高い技術力をもとに付加価値率の高い分野での競争力を優位に保ったため」と説明した。
同部は、新型コロナウイルスの流行で延期されていた船舶の発注が再開され、物流量も増えていることなどから、上半期にはコンテナ船の発注量拡大が続くと予想した。
yugiri@yna.co.kr
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