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韓国の新規コロナ感染者 444人に増加=あすからの4連休が正念場

記事一覧 2021.02.10 10:53

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は10日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から444人増え、累計8万1930人になったと発表した。市中感染が414人、海外からの入国者の感染が30人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(303人)から141人増え、6日ぶりに400人台となった。

ソウル駅前の広場に設置されている新型コロナウイルスの臨時検査所(資料写真)=(聯合ニュース)

ソウル駅前の広場に設置されている新型コロナウイルスの臨時検査所(資料写真)=(聯合ニュース)

 1日当たり新規感染者は、週末の検査件数減少の影響で週明け8日(288人)は約2カ月半ぶりに200人台に減少したが、9日に再び300人を超え、この日は400人台半ばに上がった。

 特に首都圏で、宗教施設や塾、ダンスホールといったさまざまな場所でクラスター(感染者集団)が発生している。こうした中で11日からは4日間の旧正月連休が始まり、人が集まったり移動が増えたりすると予想される。全国的に感染が再拡大する恐れもある。

 この日新たに確認された市中感染者は414人だった。8日と9日はそれぞれ200人台後半に低下していたが、再び400人を上回った。地域別にみると、ソウル市が169人、京畿道が157人、仁川市が18人で、首都圏が344人と全体の約83%を占めた。首都圏以外の地域では釜山市が18人、大邱市と光州市がそれぞれ14人、慶尚南道が9人、江原道が5人、忠清北道と忠清南道、全羅北道、慶尚北道がそれぞれ2人、世宗市と全羅南道がそれぞれ1人だった。

 主な感染事例としては、京畿道富川市の宗教団体と学習塾でこれまでに53人の陽性が判明した。この両方の施設に出入りする感染者がいたことが分かっている。また、ソウル市東大門区の病院で延べ14人の感染が確認されたほか、京畿道高陽市のダンスホールに関係した感染者は12人、同市の飲食店の感染者は13人にそれぞれ増えた。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは30人で、このうち6人は空港や港湾での検疫で判明し、24人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から4人増えて計1486人となった。韓国国内の平均致死率は1.81%。重篤・重症患者は前日から5人減り、184人となっている。

 9日の検査件数は4万2618件で、前日より6591件少なかった。

光州市内の専用診療所で新型コロナウイルス検査の順番を待つ市民=9日、光州(聯合ニュース)

光州市内の専用診療所で新型コロナウイルス検査の順番を待つ市民=9日、光州(聯合ニュース)

mgk1202@yna.co.kr

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