育児休暇取得の男性23%増 新型コロナ影響=韓国
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2021.02.10 13:50
【ソウル聯合ニュース】韓国雇用労働部は10日、昨年民間企業で育児休暇を取得した男性は2万7423人で、前年比23.0%増加したと発表した。
3年前の2017年(1万2042人)と比べると2倍以上に増えた。
育児休職者の中で男性が占める割合は24.5%で、前年(21.2%)から小幅上昇した。
雇用労働部は、育児休暇を取得する男性が急激に増加しているのは夫婦で協力して子育てする文化が広がっていることに加え、男性の育児休職を奨励する制度の後押しによるものだと説明した。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大による学校の登校制限などで、家で子どもの面倒をみる必要性が増したことも影響を及ぼしたとみられる。
昨年の民間企業の育児休職者は前年比6.5%増の11万2040人で、休職期間は平均9.4カ月だった。
時短勤務制度を利用したのは1万4698人で、前年比159.7%と急増した。これも新型コロナウイルスの影響と分析される。
ynhrm@yna.co.kr
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