20年の韓国航空旅客 前年比約7割減=20年ぶり低水準
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2021.02.14 11:26
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの影響で、韓国の航空旅客が昨年、前年比約7割減少した。国土交通部が14日発表した。
同部によると、2020年の航空旅客は前年比68.1%減少した3940万人だった。航空旅客が4000万人を下回るのはアジア通貨危機の影響を受けた1998年(3361万人)と1999年(3789万人)以来約20年ぶり。
特に、コロナの影響で国際線の旅客は1424万人となり、84.2%急減した。
地域別では日本路線が前年比88.2%減を記録し、減少幅が最も大きかった。
日本の対韓輸出規制強化による日本旅行自粛やコロナによるビザ免除措置の中止が影響したとみられる。
中国路線も前年比87.8%減となり、日本と中国を除いたアジア(83.4%減)や米国(72.3%減)、欧州(82.2%減)など、全路線の旅客が大幅に減少した。
一方、国内路線の旅客は23.7%減の2516万人だった。
csi@yna.co.kr