ソウル市の小中高 今年から全学年で給食無償化
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2021.02.15 08:53
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は15日、国公立と私立を問わず、今年から市内のすべての小中高校(特殊学校含む)で給食を無償化すると発表した。同市は2011年から学校の給食無償化の取り組みを始め、学年ごとに対象を拡大してきた。
今年から小中高1348校の約83万5000人が給食無償化の対象となる。今年の無償化の予算は7271億ウォン(約691億円)で、市と区、教育庁が分担する。
ソウル市の給食無償化は11年に公立小学校5・6年生を対象に始まり、翌年に小学生全員、14年には中学生全員に拡大した。高校では19年に3年生から順次、無償化を進めてきた。
給食費は小学校が1食あたり4898ウォン、中学校が5688ウォン、高校が5865ウォン、特殊学校が5472ウォン。
市はまた、教育の無償化も小中高の全ての学年に拡大する。
徐正協(ソ・ジョンヒョプ)市長権限代行は給食費と教育費(授業料)、入学準備金を「普遍的な3大教育福祉」としながら、「全ての児童・生徒が教育の基本権を保障されることになった」と述べた。
mgk1202@yna.co.kr