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北朝鮮 駐中大使に元貿易相の李龍男氏任命=経済協力強化へ布石

記事一覧 2021.02.19 16:00

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の外務省は19日、ホームページを通じ、駐中国大使に李龍男(リ・リョンナム)元貿易相(60)を任命したと明らかにした。国際社会の対北朝鮮制裁が続く中、中国との経済協力を強化する狙いがあるとみられる。

李龍男氏(資料写真)=(聯合ニュース)

李龍男氏(資料写真)=(聯合ニュース)

 李氏は対外経済分野を担当してきた北朝鮮の代表的な「貿易通」だ。在シンガポール大使館の経済担当書記官や対外経済省の前身である貿易省で2001年に貿易副相、08年に貿易相を歴任し、16年まで対外経済相を務めた。19年から党中央委員会政治局候補委員、副首相を務めた際も対外経済を担当した。

 北朝鮮が最高指導者の通訳を務めた中国通の金成男(キム・ソンナム)氏を党国際部長に任命したのに続き、貿易通の李氏を駐中大使に就かせたのは、米中対立が続く中、中国との関係を深める思惑がありそうだ。

 また、金正恩(キム・ジョンウン)体制発足から10年目に入って急速に行われている世代交代の側面もあるとみられる。前任の池在竜(チ・ジェリョン)氏は78歳の高齢で、10年から大使を務めてきた。李氏は北朝鮮の幹部としてはかなり若い。

kimchiboxs@yna.co.kr

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