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凍結資産の活用策 「提案にイランが同意」=韓国政府

記事一覧 2021.02.23 13:23

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は23日、韓国内で凍結されているイランの資産の活用方法と関連し、駐イラン韓国大使とイラン中央銀行総裁による22日の会談で、韓国側の提案にイランが同意を示したと明らかにした。

駐イラン韓国大使とイラン中央銀行総裁の会談の様子(イラン政府のホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

駐イラン韓国大使とイラン中央銀行総裁の会談の様子(イラン政府のホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 米国の対イラン制裁により韓国で凍結されている資産は70億ドル(約7350億円)ほどとされ、韓国はその活用を巡りイラン側とさまざまな案を協議してきた。

 両国が合意した案の詳細は公表されていないが、これまで制限的に行われていたイランによる医薬品や医療器具の購入を増やすなど、人道物資の貿易を拡大する内容が含まれているようだ。

 また、資産の一部を海外に移転するための具体的な計画案についても口頭で合意したとされる。ただ、海外移転には米国との事前協議が必要になると韓国政府は説明している。

 イランの革命防衛隊は先月、ホルムズ海峡付近を航行中の韓国船籍のタンカーを拿捕(だほ)し、同船に乗っていた韓国人5人を含む20人を拘束した。今月2日、イラン政府は船長を除く船員を解放すると発表し、10日に韓国人の船員1人のみが帰国した。

 イラン側は拿捕の理由について「海洋汚染」としたが、これに関する具体的な証拠をいまだに提示していない。

tnak51@yna.co.kr

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